雇われ社長とはいえ部下を褒めずに
モチベーションを高めることが
継続できるのでしょうか?
恥ずかしがらずに、カッコつけずに
皆を高めてほしいです
仕事でスキルアップの為にセミナーに行かされたけど上司ができてないって、、、
会社は社員のことを思って時間を作り
人間成長のため、セミナーに参加させ
他業種との交流を試みて「何か」を得て
帰ってもらいレポートを提出、報告をします
私が今まで参加したセミナーは
大抵結婚式場のよう円卓が分かれていて
まずリーダーを決めて一つの円卓に
5、6人座り全く知らない会社同士で出された問題
- 従業員のモチベーションを上げるには?
- 人に教えるときはどうする?
- 会社の経営理念は?
など、
に対しディスカッションします
価値観が人それぞれなのでいろんな意見が出て
最後はリーダーがまとめて発表すると言った形です
最初の頃はまだ若く考えも浅はかなので
大した意見は出せませんでしたが、
こう言った機会はあまりないので恥ずかしがらずに
思ったことを言い合うほうが
人間的に成長ができると思いました
普段は飲食店で割烹着を着て作業ばかりしていて
スーツなど着ることなく、名刺交換などの仕方も
知らずに参加したのでかなり緊張したのを
覚えています
感じたのは ”引っ込み思案” な方だとただの
苦痛な時間になりますね
セミナーは大体が
ココがポイント
「従業員(パート、アルバイト)を大事にしよう」
といった内容が多いのでノートに書き
仕事で意識するように努めます
帰って管理者の会議などで
皆に報告し今後に活かすなどを誓います
会社組織としては事業者なので
自分が動くのではなく社員に動いてもらって
活性化してもらうのは当たり前のことです
しかし私は違和感を感じました
「社員は従業員を大事にしよう」
とは言いますが、
→幹部の方は社員を大事にしてますか?
です
社員に対し、どこかの政治家のように
”良いこと” をいうのはわかりますが
抽象的でどっちとも取れるような
曖昧で分かりにくい説明をされても
やる気は出ませんた。
だの陰口ではなく
- 普段から会話や交流がない
- ボーナスが全くない
- 仕事量が増えていく一方
が続いていると頑張りたくても
すぐに萎えてしまいます
現場で働く中間管理職は肌で感じる
飲食店というと誰でも働ける
イメージがあると思います
面接で
- 笑顔が全くない
- 前職の悪口
- 履歴が多すぎるなど
余程の問題がないと実際は働けます
そして私が働いているお店は
大手の入社マニュアル的な物がなく
手探りで作成してきました
ですからお店の雰囲気がいい時期と、
悪い時期があるのはその時々の運でもあります
長いこと店長業務をしている私は
いろいろ経験させていただきました
- 上司から言われたことしかしない時期
- 自分本位でしか考えない時期
- 従業員の顔色ばかり伺う時期
どうしても中間管理職は
上から言われ↔下から言われ
とどちらの希望も聞かないといけない立場で働きます
1、月一の会議にて報告の際は詳しく説明します
「この原価の割合が高くなっているのは何が原因?」
「人件費もっと抑えれるでしょ」
などは2大コストがほぼ占めているので
重点的になります
原価は下げすぎても商品がしょぼくなっては
価値が下がるし、
労働時間も削りすぎては
P/A(パートアルバイト)さんも離れていきます
2、「店長は厳しいくらいが言うことを聞く」
と思っていて
何でもかんでもキツめに当たっていたら、
最初はハキハキ聞いてくれるのですが
P/Aさんも聴き慣れていくうちに
「ハイハイまた言ってる、、、」
程度になって逆に動かなくなっていきました
3、それからは考え方が変わり
社員は少なく大半がP/Aさんだから
「皆の意見を聞いて回ろう」
となって聞いていく立場になっていきました
最初はかんたんにはいきませんでしたが
普段から ”聞く立場” を心がけていくと
不思議と話しかけてくれるようになったのです
そして聞いた後は自分の意見、
他の意見などまとめて
”より良い答え”を選択し
行動していきました。
すると聞いてくれた従業員さんも実行してくれて
環境が変わっていくのを感じると
楽しそうに働いてくれるようになったのです
作業を覚えた従業員を評価する
教育で徹底しているのが
- やってみせる
- やらせてみせる
- 評価する
です。
若い頃は教えるのが正直面倒臭いって
思っていました
当時はまだ 「見て覚える」 という風潮があり、
厳しく育った私は
手取り足取りなんて生温いって思っていたのですが
あるとき、いつものように
全部は説明せずに教えていると
いくらたっても覚えれない人は覚えれないんです!
細かくは説明しにくいのですが
その人にあった説明の仕方が
あるのです。
違う切り口で コレがダメならこの説明でと、
その人その人にあった教え方が必要です
コレは経験していくとよくわかると思います
その後、作業を覚え成長してくると
今度は教えたほうが評価されます
いい加減に教える→「他の人はここまで説明してくれた、、、」
理解できるまで教える→「説明が分かりやすかった!」
と、教えられる方➕教育者 →関係が良くなる。
逆に自分が教えられる方で考えてみると
分かりやすいと思います
「自分だったらこう説明してほしい!」
「自分の大事な人がいい加減に説明されたら嫌だ!」
とか思っちゃいましたね
ココがポイント
教育 = 思いやりも大事だと思います
信頼関係ができていく
こうして教えたり、教えられたりと言った
サイクルを重ねていくと良い関係が
少しずつ築けていけます
もちろん普段からちょっとした
プライベートな話なんかも加味して
いくとより相手を思いやる心が
できていくと思います
この当時思いました
「店長って機械でいう、潤滑油みたいなもんだなぁ」
皆の能力をうまく動かしていく為に自分がどう動くか!
って思いながらやっていきました。
すると不思議なことに売り上げが上がっていくのです。
最初はびっくりしました
経営の数字的なことでなく、
人間的な部分を強化するとこんなことが
起こるなんて驚きです
最初は ”信頼されたい!”
って思っていたわけでなく
”楽しく働いてもらいたい!”
の方が強かったので
「つながるんだなぁ」
と感じました
やってきた人のみぞ知る貴重な経験です