回転寿司にてタッチパネルを導入
以前から声はありましたがついに導入になりました
スマホが普及し時代は便利になっている状況で誰もが使えるようになってきています
最近知りましたがガラケーはそのうち使えなくなるそうですね
昔ながらの形で25年間やってきましたが
今度からはお客さんから直接注文を聞かなくても
作業場に直接注文レシートが届くのでそれをみて作成するだけになり
手間がかなり減ります
導入したら
大まかに見積もりを見させてもらいましたが
200万円くらいの費用となります
それに電気の配線をするのでもっとかかりましたが
今後の人件費や労力のことも考えて会社の幹部の方たちが採用してくれました
ありがたい、、、
やっと来た〜!
その分従業員さんの時給を上げる条件で助成金を利用させてもらったそうですが
今後のことを考えたら英断だと思います
タッチパネルを設置する前はお客さんの手元に
- 既存のグランドメニュー(ラミネート)
- 季節のメニュー(ラミネート)
- 注文用紙、アンケート、ペン
が置いてあったのですが、それが必要なくなりカウンターがスッキリしました
高級な大理石が映えますね〜
シンプルになり気持ちもスッキリしました
噂を聞いてか?導入の初日は身内(お店の)の来店が目立ちましたね
今までは?
昔ながらのやり方で営業していたので工程は
- 直接お客さんから注文を聞く
- 握り手のお寿司以外は調理場で作るのでマイクで伝える
- メモを取る
- 返事をする
- 作成する
- 提供する
といった流れで6工程ありました
うちの回転寿司は握りてが常時いるので忙しい時は
お寿司を握れる人が多く必要です
軍艦は専用のシャリで形を作っておきそれを人間が作成
巻物も完全に人の手によって作ります
なので握り以外は調理場にて作成するのでマイクで通す必要があります
ということは、、、
- 注文を受ける(聞いて返事)
- メモを取る(書く)
- 応える(返事)
この作業が意外と大変なんです!
若い従業員ならまだしも70歳を超える方ばかりの当店では簡単にはいきません
握りては注文を裏にお願いするので返事をしてくれないと
きちんと通ったかどうかがわからないと不安になりますし
注文が来ないとお客さんから直接クレームが来ます
これにはずっと悩まされたいました
実際に「注文が来なかった」ということはよくあるクレームなんです
4つの工程が削減された
ということはタッチパネルだとお客さんが直接注文するのは
握り手さんではなく各部署にダイレクトに届くようになります
なので作業の工程は?
- プリンターから注文用紙が出る
- 作成する
- 提供する
の3つだけになりました
かなりのダイレクト!
ということは
- 直接注文を受ける
- マイクで通す
- メモを取る
- 返事をする
の4つの工程が削減されました
なので
- 提供が確実
- 時間が短縮
の利点が生まれましたね
提供が確実
今まではメモを取っていたのですが
直接注文レシートが出てくるので間違いなくなりました
メモを取るときの場合によっては
- 賑わっていて注文が聞こえなかった
- メモを取り忘れた
- 書いたメモの字が読めない
なんてことは頻繁にあります
これだけでも店長としてはかなり嬉しいことです
自分が歳を取ったらどうしても衰えてくるので気持ちを察してあげましょう
時間が短縮
先程の工程がなくなるのでもちろん時間は削減できます
ということは
『綺麗に早く提供してあげよう!』
って思えばより早く提供することができるようになります
メリット
時代の流れなのでもちろんいいことがほとんどです
お店の目線で考えればいいだけじゃないですけど一応お伝えします
結果的にはお客さんが満足してナンボですからね
美味しくてすぐにきてまた食べたい!って思ってくれることが大事ですよね
年配の従業員
年配の従業員さんにとってはかなり便利です
今までの 聞く→返事→書く→返事
がなくなるので出てきたオーダー伝票を作るだけでいいんです
シンプルですね
しかし老眼で字が見えないようであれば老眼鏡が必須です
字を書くにも
- 席の番号を書く
- 注文商品を書く
と2つのことがあり間違えないようにしなければなりません
私の個人の意見ですが脳の活性化にも体を動かす意味でも
こういった仕事は健康にいいと思っています
自分が歳を取っても
- 頭を使って
- 動いて
- 書いて
の作業はしていきたいですね〜
コロナ禍
最近ではめっきり落ち着いてきて日々の感染者も激減してきていますが
どうしても触れることに対して不安になってしまいます
お客さんにとっては接客などでも触れる機会が減るので
少しでも不安が解消されると嬉しいですもんね
デメリット
もちろんメリットだけではありません
今までのやってきたやり方では通用しなくなることも出てきました
寂しいことではありますが現実です
お寿司が流せない
回転寿司なのでお客さんに直接出来上がって流れているお寿司を見てもらい選んでもらってそれを取るのが普通でした
でも最近は注文が多くなってきたので昔のようにたくさん流してもロスになることが多くなり流す量は減りましたが
でもやっぱり

ってお客さんも多いんです
年配の方やお子さんはやっぱり流れてるのがお好きですね
しかし今回のタッチパネルになると全く取られないんです
やっぱりタッチパネルを見ているのでお寿司のレーンは見てくれないんです
かといって全く流さないのも寂しいので一応従業員さん達には
- 年配の方
- お子さん
が取りたそうであれば流しましょう
と促しています
活気がなくなる
というのはタッチパネルがないと
- 注文を聞く
- 注文を伝えて作ってもらう
- 返事をもらう
などで声を掛け合います
しかしその工程がないだけで一気に静かに感じてしまいます
寿司屋らしく活気があって威勢もいいと楽しそうではありますが
それがないと私としてはちょっと寂しいですね
接客が好きな人(私)は少し物足りなさやただの作業感を感じてしまいます
だからと言って全く無くすわけではなく
- タッチパネルの説明をしてあげる
- 覚えると便利ですよ〜
などやっぱり話してしまいますけどね〜
最後に
とにかく便利にはなりましたが結局最後は
お客さんが満足をしたか?
これが大事です
飲食店の基本を忘れずに
- 美味しかったか?
- また来たいと思ったか?
を忘れずに察しながら営業していきたいと感じましたね
以上です
何かの参考になれば嬉しいです
ご覧いただきありがとうございました