こんな方におすすめ
- アジの三枚おろしはできるけどそれからがわからない
- アジをたくさん下ろすのに手早く済ませたい
お魚は鮮度が大事
牛肉は熟成という言葉があるように
時間が経ってから旨味が増します
魚では鯨のように大きな魚には熟成があるそうです
しかし一般的な鮮魚は水揚げされてからは
劣化する一方です。
しかし水揚げさてたばかりだったり
釣りたてのお魚は身が新鮮すぎて縮みます。
一般的には一日置いたくらいが旨味と脂が
回って美味しいとされてますね。
ですので手早く下ろすことが大事になってきます
今日はアジです(江津って書いてありますね)
普段、家などで魚を処理するときにも
使える内容です!
一度覚えたら一生使えるので
よかったら覚えてみてください
その前に一点
以前骨抜きで抜き忘れがよくある部分を
載せていなかったので載せておきます
ここの横に向かって生えている骨です
ここをよく忘れる方が多いので
気をつけてください
step
1むく場所を見つける
1むく場所を見つける
本日は三枚おろしは割愛します
骨抜きまで終わった状態ですね
ここの頭のてっぺんが一番むきやすくなってます
そして包丁で少しずつ抑えながら
皮を剥いでいきましょう
『ベリベリべり』って特有の音がします
step
2ひっくり返す
2ひっくり返す
そして今度は持っている包丁を
ひっくり返してミネを下につけます
そして包丁はしっかり抑えながら
左手で皮を引っ張っていく感じです
皮を左右に揺らしながらするとうまく
むけていきますよ〜
step
3切り離す
3切り離す
そしてもういちどアジを伏せて元に戻し
アジの身の3分の2くらいまで皮を
引っ張れば尻尾まで剥きましょう
ここまではしっかりと包丁で抑えてください
身が潰れるほど抑えないように注意です
そして尻尾は切り落とします
尻尾は食べれますが
しわいので(硬いので)捨てます
こうすると作業も早く終わりますし
なんと言っても
包丁を手放さずに作業が終われます
最初は慣れていない人は
手で剥くように教わることが多いと思いますが
コレを覚えたら作業がちゃっちゃと終わりますよ〜
飾り包丁を入れる
前回もお伝えしましたが
本日も再度やってみます
小さいサイズだとここまでできませんが
大きいとやりがいあります
ネタにします
こうやって綺麗に並べて
握り手さんが握りやすいように!
お寿司として並べたときに統一感があって
美しくなるように!
気持ちを込めてアジを成仏させてあげましょう
あとは美味しく食べられるのみ!
コレは真鯛ですがこうやって見えるように
飾りを入れても美しくなりますよ〜
よっぽど急いでいない限りは
いい仕事しましょうね
最後に
今から梅雨に入り夏に向けて
アジの旬がやってきます
夏が一番脂がのってきますが今年は早くから
すでに脂が多くなってますね〜
浜田のアジは全国的にも有名です
今年も『どんちっちアジ』が楽しみで〜す